こんにちは、オビス東京の渡邉です。
以前元請け探偵社の営業の方が、ベテラン先輩調査員が撮影した映像がとても”良い映像”だと。
私もその先輩が撮影した映像を手本に、意識して撮影すると”良い映像”が撮れていくのが昨日のことのように憶えております。
今回はその”良い映像”について浮気調査の映像を元に解説していこうと思います。
他所のウェブサイトや事務所に訪問した際にサンプル的なものが見れると思うので、探偵業者を選ぶ際の参考になればと思います。
(プライバシー保護を考慮し、ぼかし加工を入れております)
- 対象者の姿
ワンショットで正面のツーショットと服装や所持品を抑えられているか(別で顔面アップもあると尚良し)。
調査員は日々、手繋ぎなどのスキンシップを正面のツーショットで撮影することに躍起になっております。
こうした映像を予め撮影しておくことで、以降背後からラブホテル入りを撮影した際も、「後ろ姿ですが、この人たちは対象者です」と言い逃れできない確実な証拠となるわけです。
実は、昔は今ほど撮影機材が優秀でなかった事もあり、報告書の文章に服装情報を細かく記載していたようです。
最近の撮影機材は小さくても多少の光量さえあれば、鮮明な映像を撮ることができます。たいしたものですね。
- 対象者の軌跡
報告書の文章を読まず映像だけを見て、対象者の動きがある程度理解できるか。
こちらは東京駅構内の映像なのですが、対象者が八重洲地下中央口に向かって歩いているのがわかるかと思います。
対象者の姿を画角いっぱいに捉えるのではなく、少し画角を広げ対象者の周囲の状況がわかるものを”良い映像”と捉える人は少なくないようです。
車両尾行の際も例外ではなく、「どこの信号を曲がって・どの分岐を・どの方面に向かうのか」など撮影する際は映像だけでわかるようにと心掛けております。
- 不貞の証拠
報告書のクライマックスとなる一番重要な要素です。
馴染みのない方でも聞いたことあるかと思いますが、ホテル名がわかる構図だと証拠映像としても質が高いと言えます。
もちろん「入り口で引き返したからホテルには入っていない」と言わさない為、この後もエレベーターに乗るまで何枚も映像を撮ります。(もちろんチェックインも)
この映像のようにビジネスホテルでの不貞は証明が難しいこともあるので、継続的な肉体関係を証明する為、別日に重ね撮りする必要があることも。(一回でも証拠が撮れたら弁護士に相談すると良いかも)
また、※客室階の映像は裁判の資料として使用できないのですが、示談での解決や再構築を検討されている場合は、客室に入る映像も撮ってもらえるのか、探偵業者に確認すると良いでしょう。火力のある交渉材料になるはずです。※ホテル利用者のプライバシーを侵害する為
是非、探偵業者選びの参考に!